第130回「紙巻器一体型手すりの取付け」
今回は、腰椎圧迫骨折の方のトイレ手すり取付けの事例をご紹介します。
骨折によりコルセットを着用しているため、便座の立ち座りに困っているとのご相談です。
2階建ての一軒家にお住まいで、トイレは1、2階にあります。
1階のトイレには、棚一体型の紙巻器と手すりが取付けてあり、棚と手すりの両方を使うことで、安定した立ち座り動作を行っています。
そのため、2階のトイレも1階と同じようにしてもらいたいとのご希望でした。
1階トイレ
しかし、1階は手すりの位置が高く、座っていると手すりまで遠いため、低い位置に手すりがくるように棚と手すりが接続されている「手すり・棚一体タイプ」をご提案させて頂きました。また、便座に着座している際の姿勢保持にも利用できるように棚が長いタイプにしました。
2階トイレ施工後
工事後、再度訪問した際にはとても便利に使っていると、大変満足して頂くことができました。
高住研ではお客様のご要望やお体の状況に合わせて、様々なご提案を致します。
お気軽にご相談下さい。