第142回「玄関ドアの取替え」
今回は玄関ドアの取り替え工事の事例をご紹介致します。
今回の工事をご依頼頂いたお客様は、以前玄関に手すりを取付けさせて頂いたお客様です。室内は手すりにつかまりながら伝い歩きで移動し、屋外は歩行器を使用されています。
工事前の玄関は開き戸だったので、帰宅の際、扉まで歩行器を使って近づくと扉を十分に開けることができませんでした。また、扉が閉まる際に身体が挟まってしまうことも多かったそうです。
そのため、介護保険の住宅改修制度を利用し、開き戸から引き違い戸へ交換する工事をご提案しました。
施工後
施工前
引き違い戸へ交換することでアプローチ部分が広く使え、歩行器を使っても扉が開けやすく、移動が容易にできるようになりました。
また、以前よりも明るい色で、光も入るようにガラス部分が多い扉をお選びになったので、玄関が明るくなったと、とても満足して頂くことができました。
工事期間は3日間でしたが、扉は1日で取り替えています。
高住研では、以前工事させて頂いたお客様から新たにご相談を頂くことが数多くあります。
身体状況の変化で今までの環境では生活しづらくなったとお感じになりましたら、お気軽にお問い合わせください。