第148回「脱衣室に暖房機取付」
冬場の浴室や脱衣室は、居間や寝室より室温が低く、多くの方が「快適にしたい」と考える場所の一つではないでしょうか。
最近は浴室に暖房器具を取り付ける方は多くいらっしゃいますが、脱衣室にはまだ少なく、寒さを我慢するか、電気ヒーターやストーブを床に置いている方がほとんどではないでしょうか。
急激な温度変化は、血圧に影響します。
また、狭い脱衣室の床に暖房機を置くと衣類と暖房機が接触し、焦げてしまったり、配線コードにつまずくなど危険を作り出すことにもなります。
今回ご紹介するお客様もそのようなお困りごとをお持ちの方でした。
最初は壁に取付ける暖房機を検討しましたが、洗面台や家具があり、取付ける場所がありませんでした。そのため、照明器具と一体となったヒーターをご提案しました。
場所も取らず足元もスッキリするため転倒防止にもなります。
既存の照明器具を交換するだけなので、配線工事は不要です。
ただし、電気の使用容量が限度を越えるとブレーカーか落ちるので注意が必要です。
また本体には、ヒーター専用のスイッチがついているので、照明だけ点灯させることも可能です。
工事後
脱衣所や浴室などは、急激な寒暖差によるヒートショックが生じやすい場所ですので、暖房を設置してから安心して生活できると喜んでいただきました。
高住研では、多様なリフォームに対応させていただきます。お気軽にご相談ください。