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担当者の現場レポート


第2回「階段手摺取付け」
(担当:溝口千鶴)

こんにちは。先月から始まりました現場レポートですが、
今月は私、(株)高齢者住環境研究所の溝口千鶴がリポートさせて頂きます。
今回の現場は4月に施工しました中村邸(仮名)です。


中村邸のポイント

<1> 新築購入されたばかりのきれいな住宅でしたので気を使いました。

⇒従来の木製手摺を金具で曲げ継いで連続させる方法ではなく、現場で曲げ加工のできる木目調の樹脂コーティングがされている手摺材を使用しました。
<2> 娘家族との二世帯住宅で、小さなお子様も同居しているお宅でした。

⇒小さなお子様が家の中を走り廻って、万が一、手摺に頭等ぶつけてしまっても衝撃が少ない様、手摺の両端は金属ではなくプラスティック製の部材で壁納めにし、手摺を受ける中間のブラケットも全て金属ではなくプラスティック製の部材を使用しました。



住宅改修の内容
階段手摺取付け 1階→2階・2階→3階   計 2箇所
工事代金 196,000円(消費税込み)
※介護保険対象の20万円以内でおさまりました。


住宅改修の経緯


中村様は67歳の女性で、まだお若いのですがリウマチの為、歩行が少し不安定です。日常生活にはほとんど支障はないのですが、階段の上り下りに不安を感じていらっしゃいました。
 トイレ、浴室のある1階が中村様の寝室なのですが、居間、台所等が2階3階にあり、日に数回階段を上り下りする機会がある為、今回の工事に踏み切ることとなりました。



工事後の写真 
階段(1階→2階・2階→3階  計2箇所)

改修後

改修後


【感想】
手摺設置工事は、見栄えよりも機能を重視させましょうというケースが多かったのですが、今回は新築住宅を購入されたばかりのきれいなお住まいでしたので、見栄えも機能と同じ位重視させたいという強い思いが私の中にありました。

工事金額は通常の木の手摺を使用する場合に比べて多少高くなってしまいますが、曲げ加工ができる手摺材を使用した事により、見た目、すっきりと仕上げる事ができました。

工事完了後、御本人はじめ御家族の方々に「あら、きれいにつくのね。」とお声をかけて頂き、一安心することができました。

プラスティック製の部材を使用した事は、中村様との打合せの中で、「子供が家の中を走り廻ってて、頭をぶつけても大丈夫かしら?」という御相談を受け、初めて配慮できた事でしたので、私自身、いい勉強になりました。

今後、どんなに細かい部分でも、自ら、住まい手を配慮した提案ができるよう心掛けていこうと思います。

また、中村様は手摺がなくても、今まで階段の上り下りはできていらっしゃいましたので、今回の改修工事は「予防的な工事」という事になりますが、手摺設置後に手摺を使って実際に階段を上り下りして頂いた所、
「あー、これなら楽だわ。安心だわ。」と大変嬉しそうなお顔で連呼されてまして、私自身、嬉しかったのと同時に「予防的な工事」の重要さを痛感させられるケースでもありました。



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