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担当者の現場レポート


第6回「補強板の施工事例」
(担当:野原)

第6回は私こと野原が、『補強板』の施工事例をご紹介します。

『補強板』と聞いて首をかしげる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご説明します。『補強板』とは、壁にしっかり手すりを取り付けるために必要なものです。家の中に手すりをつけるにあたり、壁の手すり取り付け面の強度が軟弱な場合に、それに十分な強度をもたせるため補強に使用する板のことをいいます。

たとえば、柱や十分な厚みのある板などでできた壁には『補強板』は不要ですが、実際には手すりをつけたい位置に柱がなかったり、石膏ボードだったりとそのままでは手すりをつけられない場合がほとんどです。ただ、十分な予算がある場合は、補強板が見えないよう下地を補強し壁を張り替えたりすることもでき、とてもきれいに仕上がります。しかし、介護保険利用の場合など、実際には補強板を利用する場合がほとんどです。

既存の壁に後からつける『補強板』。大事な手すりをしっかり支えてくれる頼りになる板なのですが、ひとつ欠点があります。それは、見た目がすっきりしないことです。実際に施工例の写真を見て、ただ手すりを取り付けるだけなのに、とても大げさな感じがして違和感を感じるといった方も多いのではないでしょうか。

そこで私たちは、少しでも『補強板』の見た目を良くしようと常に頭を悩ませています。しかし、なかなかの難問です。今回は、特にトイレの手すりの『補強板』の施工例をみながら、『補強板』についてみなさんに考えてみていただければと思います。

写真をご覧下さい。


補強板 茶色

補強板 白

補強板 茶色
補強板 白


トイレの壁は白っぽい家がほとんどのようです。壁の白にあわせて板を白くしたり、木枠に合わせた木目調の板にしたり。板だけでなく、手すりの色もなるべく違和感のないようにして、当然ですが金具の色にも気を配ります。あとは、お客様の好みに合わせて板の配置や長さを決めていきます。

なんでもいいから安く!と色にこだわったりなさらないお年寄りもいらっしゃいます。その場合は白く塗装をしてある板は木目の板より若干高価になるので、茶色の板を使わせていただく場合もあります。



補強板 無し(1)

補強板 無し(2)

補強板 無し(1)
補強板 無し(2)

最後の写真は、改修時にあらかじめ手すりをつける壁に十分な厚みのある合板を貼っておいたため、補強の板をつけずに済んだ事例です。とてもすっきりしてきれいです。

補強の板をつけずに手すりをつけたほうが、施工費も安くなります。どうかこれらの写真をもとに、これから改築される方はもちろん、新築される方も将来手すりを設置することを想定して、壁に下地を入れておくなどの対策を講じておくことをお奨めいたします。

そうすれば、手すり以外のタオル掛けや小物用の棚などを付けることも、後からご自分で簡単に出来ます。



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