高・住・研 ARCHITECT OFFICE 株式会社高齢者住環境研究所
会社案内
リフォームを考える
事故予防とリフォーム
失敗しないリフォーム
高住研のリフォーム
現場レポート
ケアマネージャの皆様へ
お問い合わせ
トップページに戻る
求人案内 人材募集中 詳しくはこちら

担当者の現場レポート


第11回「浴室改修の事例」
(担当:野原)

こんにちは。第11回目は、野原が担当します。
今回は、浴室改修の事例です。入りにくかった深い浴槽を入りやすい浅い浴槽に交換したケースです。



【身体状況等】
畑中さま(仮名)は、84歳・要介護認定2の男性です。糖尿病を長く患っており、ADLはほぼ自立していますが、浴槽への出入のみ奥様の介助が必要な状況です。小柄な奥様が大柄なご主人を介助するのは大変な作業となっており、そのため入浴は週に1回がやっとといった状態が長くつづいていました。

【住宅改修の経緯】
既存の浴槽は据置タイプのポリバスで、洗い場からの高さが650mm、深さが600mm、間口は900mmとなっており、典型的な小さくて深いお風呂です。浴槽の縁や窓枠に手をかけながら、奥様に支えられ、やっとのことで浴槽への出入りをしていましたが、とても危険であり、奥様もかなり疲弊していました。タイルの床も滑りやすく、浴室の入り口にも段差がありつかまるところもありませんでした。そこで、安全で快適に入浴したいという強いご希望で、今回の住宅改修をすることになりました。

【ポイント】
  <1> 浴槽が深くて狭い
 
深さ500mmの浅型タイプで間口が1,100mmの浴槽に交換。
同時に給湯器をバランス釜から壁貫通型に交換し、浴槽等のスペースを確保。
  <2> つかまるところがない
 
出入口付近にオフセット手すりを、浴槽周囲にヨコ手すりを設置。
  <3> 床が滑りやすい
 
水はけがよく滑りにくいタイルに張り替え。

工事前


工事前写真

 

 

工事後


工事後写真

 


【感想】
壁と天井の張り替えを含め、工期は1週間でした。非常に一般的な浴槽交換のケースですが、100mm浴槽が浅くなるだけで、すばらしい効果が得られる事例です。
まるで、腕のいい外科医が手術をしたような、生活が一変する劇的な効果にいつもこちらが驚かされます。奥様の負担も減り、奥様の見守りだけで入浴ができるようになるほど楽になりました。床のタイルは、TOTOハイドロテクトタイル内装用HNシリーズを採用しましたが、これまでに使ったどのタイルよりも滑りにくく水はけがよいのに関心しました。




Copyright(C)2006 KOUREISHA JUKANKYO KENKYUJO. All Rights Reserved.