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担当者の現場レポート


第21回「家族構成の変化に伴うリフォーム」
(担当:稲垣)


今回は稲垣が現場レポートを担当させていただきます。

誰もが住み慣れた我が家で住み続けたいと考えていることと思いますが、そのためには、健康なうちから事前の準備が大切です。
今回は家族構成の変化に伴って変わる部屋の使い方を考慮したリフォームと合わせて紹介します。


【改修の経緯

郊外にお住まいのKさんは70歳代前半、約30年前に現在の2階建てのお宅を建築され、奥様とお子様2人の4人家族でしたが、お子様がそれぞれ独立され、現在は奥様と2人でお住まいです。
ご夫婦共にお元気で、多趣味な方達なので、それぞれ趣味室と寝室を兼ねた自室をお持ちになっていましたが、その自室が手狭になったことと、今後介護が必要になった場合のことを考え、改修を決断されました。
 
1階には、居間から続きの和室《1》とそれ以外に和室《2》、洋室《1》、食堂・台所がありました。
2階の部屋は、今後使わなくなることが考えられるので、今回は改修しませんでした。


【改修ポイント1】
 

奥様の寝室とするため和室《1》の床をフローリングに替え、ベッドが置けるようにしました。
また、洋室《1》を奥様の趣味室とし、直接寝室と行き来ができるように、壁を壊し通路を作り、通路の脇には収納スペースも作りました。(写真1)

写真1 改修前

写真1 改修前

写真1 改修後

写真1 改修後


【改修ポイント2

ご主人は、今まで2階に寝室をお持ちでしたが、2階にはトイレがないのと階段の上り下りのことを考え、1階に寝室を移動させたいとのことでしたので、和室《2》をフローリングに替え、洋室に改修し、出入り口もトイレに近い位置に変え、(写真2)
居間からもすぐ行き来できるように、壁を壊し新たに扉を作りました。(写真3)

写真2 改修後

写真2 改修後

 

写真3 改修前

写真3 改修前

写真3 改修後

写真3 改修後

 


【改修のポイント3

居間と食堂・台所は引き違い戸で分かれていましたが、お子様のご家族が集まった時など手狭に感じられていました。
そこで、引き違い戸を取外し台所と食堂の間に間仕切を兼ねた食器収納棚を設置し(写真4)、食堂と居間を一体で使えるようにしました。(写真5)

写真4 改修後

写真4 改修後

写真5 改修後

写真5 改修後


改修後は、プライバシーを保ちながらもお互いの存在を感じられるので安心とのことです。また、この改修で和室がなくなりましたが、元々の生活でイス・テーブルを使うことが多かったため、まったく不自由は感じていないとのことです。

工事内容や元々の家のレイアウトにもよりますが、約2週間の工事の間、こちらのご夫婦はずっと2階で生活されていました。
生活する上では大変だったと思いますが、ご主人は、愛着がある我が家がどう変わっていくのかを日々実感でき、とても良かったとおっしゃっていました。


【改修前および改修後の図面】

改修前

改修前の図面

改修後

改修後の図面




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