| 今回の現場レポートは、布川康裕が担当します。
街中を歩いているときに、ちょっとした段差につまづいたことはありませんか?住み慣れた家の中を見渡してみても、意外と段差が多いことに気付かれるのではないでしょうか。
家の中のちょっとした段差につまづいて転倒したり、段差があるがためにやりたいことが出来ないという高齢者の方は、少なくないと思います。今回は、いくつかの段差解消の事例を、ご紹介したいと思います。
@敷居撤去
[段差 15o]
段差そのものである敷居を撤去しました。敷居は、撤去できないものと思われている方もいらっしゃいますがそんなことはありません。
ただし、敷居を撤去したことで、扉の下に敷居の高さ分の隙間が出来てしまいます。この隙間が、気になる方は、扉の下に付け木をすると、安価で隙間を小さくすることが出来ます。
●改修費用 約1万8千円
A木製スロープ取付
[段差 47o]
廊下から和室への出入口部分に木製スロープを取付けました。
こちらのケースでは、その和室への出入口部分に床下収納がある為、床に固定することが出来ませんでした。
そこで、丁番を用いて取付けました。こうすることで、床下収納のフタを開けるとスロープも一緒に上がるので、スロープがずれることもなく、床下収納もこれまで通りに使用することが出来ました。
●改修費用 約1万円
B踏み台設置
[段差 320o]
玄関の上がり框部分で、320oの段差があり、そこに高さ160oの踏み台を設置しました。あわせて、安全に昇降して頂けるよう、縦手すりを1本取り付けました。
ご本人様には、段差が半分になり、以前よりも楽に昇降できるようになったと喜んで頂けました。
●改修費用 約4万円(手すり含む)
Cステップ台の設置
[段差 440o]
居間からサンルームの段差部分にステップ台を設置しました。一段の高さは、ご本人様が昇降可能で負担のない130oの高さとし、両側に手すりを設けました。
こちらのケースでは、サンルームは、後から作られたもので、雨戸もそのまま残っており、ステップ台を取付けても雨戸およびガラス戸を閉められるようにしたいとの要望がありました。雨戸やガラス戸を閉められるようにするにはどうしても、踏み台と居間の床との間に隙間が生じてしまいます。
その隙間をそのままにすると、足を落としてしまう可能性がある為、カバーをする必要があるのですが、腰に負担を掛けられないご本人様が、どのようにしたら楽にそのカバーを着脱することが出来るか、その点に頭を悩ましました。そこで今回、隙間のカバーには、段差60o用の木製スロープを用い、それをAと同様に丁番を用いてステップ台に取り付けました。
そして、チェーンの端部をそれぞれ、木製スロープの側面と雨戸枠に取り付けて、そのチェーンを引っ張り上げると木製スロープが持ち上がるようにしました。
更に、チェーンの中程に取付けたリングを、雨戸枠に取付けたフックに掛けると、木製スロープが持ち上がったままとなるようにしました。
こうして、立ったまま腰に負担を掛けずに、カバーを着脱することが可能になりました。
ご本人様に、このチェーンを引っ張り上げ、フックに掛けるという動作が出来るかどうか、とても心配でしたが、問題なく動作して頂くことができ、ご本人様にも大変喜んで頂く事が出来ました。
●改修費用 約16万円(現場製作)
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以上4点程ご紹介致しましたが、ご本人様のお体の状態や、段差のある場所によって
様々な段差解消の方法があります。
もし新築、リフォームを検討されているのでしたら、この"段差"についてももう一度ご確認下さい。
また、段差でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談下さい。
改修費用につきましては、状況により異なりますので、その都度お見積りさせて頂きます。
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