担当者の現場レポート
【はじめに】
今回の現場レポートは内間千雪がお送りします。
手すりを取付る際、その手すりの高さや位置、長さが適切かどうかとういことが大切なのは当然のことですが、その他にも既存の壁や床、扉などと違和感なく調和している、また、お客様のお気に召した手すりを取り付けることも大事だと思います。 「手すりは欲しいけど、取付ることによって美観等が損なわれるのだったら必要ないわ。」と感じている方も少なくないと思います。 ご心配は無用です。現在、各種メーカーから様々なバリエーションの手すりが出されておりますので、気に入った手すりが見つかると思います。 2つの事例を掲載しますので御参考にして下さい。
【事例1】
改修後
賃貸マンションにお住まいで独居のIさん、別にお住まいの娘さんと共に白を基調とした内装が大変気に入っておりました。室内ではシルバーカーを器用に押しながら移動していますが、娘さんよりシルバーカーが不安定なので、美観を損なわないような手すりを取り付けて欲しいとの依頼を頂きました。 娘さんと相談した結果、白の手すりと補強板、金物はシルバーの物を使用するこになりました。ご本人がデイサービスへ行っている外出中に工事を行いましたが、デイサービスから帰ってくると、「きれいだね〜」と大変喜んでいただけました。 今では、シルバーカーは使用せず、手すりを伝って室内を移動するようになりました。
【事例2】
分譲マンションにお住まいの独居のTさん、このマンションは海外へ移住している娘さんの所有ということでした。 娘さんのコーディネートで、内装は真っ白な壁、玄関の壁の片側には大きな鏡が取り付けられていました。帰国中の娘さんより、今の部屋の美観を損なわないで手すりを取り付けて欲しいとの依頼を頂きました。 娘さんと相談した結果、室内は白い手すり、玄関だけは片側は鏡となっているので調和がとれるようにステンレス製の手すりを取り付けることになりました。ステンレス製だと、冬場は握ると冷たいというお話もしましたが、玄関は他人が最も目にする所なので、全面鏡と調和がとれるステンレス製の手すりとなりました。 工事完了後、一面白い部屋中に白い手すりが取り付けられても全く違和感がなく、玄関のステンレス製の手すりも「インテリアの一部のようで気に入りました。」と、大変喜んでいただけました。
【最後に】
どちらのケースも手すりを取付ることで、安心・安全になったのはもちろんの事、お住まいの美観も損なわずにできました。 高齢者の方にとって、今までの住環境が変化するということは、多少ならずとも精神的負担が出てくると思います。少しでもその負担を減らすためにも、美観に配慮していくことも大切なことだと思います。
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