担当者の現場レポート
第31回は内間大輝が担当します。 今回は屋外への移動に関する解消を福祉用具と組み合わせた事例です。
施工前
【改修の経緯】
住宅は在来工法の木造2階建の賃貸です。築年数も旧く、かなり高い上り框となっていました。
Pさんは右半身に麻痺をお持ちで、訪問リハビリをしており住宅改修で付けた手すりで階段を昇降してましたが、体調の悪い日や通院時等には車いすで外出するということでした。
奥様は精力的に介護をしていますが、外出する際は道路に車いすを置き、そこまでは上り框等の段差を介助により乗り越えていくという大変な苦労をしていました。
奥様もその動作が不安かつ負担なため、今回の改修となりました。
【改修の内容】
玄関内の土間の奥行きが1間と比較的広いスペースがあったため、玄関内は木製のスロープを設置しました。
道路までの連続したスロープを設置することが望ましいのですが、スロープを外部に置きっぱなしというわけにもいかないため、玄関を出たところから道路までは取り外しが可能な簡易スロープ(福祉用具レンタル対象品)で対応することにしました。
それらの接続する部分は、奥様が車いすを押して一気に屋内までは上る自信がないので、途中休憩する所が欲しいということで踊り場を設けております。
【改修の結果】
改修した結果、奥様の精神的な不安が消えたということでした。 全て現場製作だったため、若干高くなりましたが、お礼のお手紙もいただき、担当者としてはこの上ない喜びでした。
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