担当者の現場レポート
今回は、稲垣が現場レポートを担当します。
自宅の中の扉の多くは、開き戸(ドア)ではないでしょうか。開閉のとき脇に寄ったり、少し下がったりなどご自身が動かないとならない場合や、車イスを使用したり、介助者と一緒に通過するときなどにドアの厚みや取手が気になる場合、引き戸にできたらなぁと思ったことはありませんか? 多くの引戸は、壁に埋め込まれているので、取り替える場合には周りの壁を壊さないといけません。また、横にスイッチやコンセントがあるとそれらも移さなければならなく、大工事になります。また、横が扉のときは、取付けられません。
そのようなときには、『アウトセット引戸』を付けてはいかがでしょうか。『アウトセット引戸』とは、壁の外側に取り付けるため、壁を壊ような工事は不要です!上部にレールを取り付けるための壁と 戸を引き込むスペースがあれば、横に扉があっても、取付は可能です。
図面:通常の引戸
図面:アウトセット引戸
【Aさんの場合】
トイレの扉が内開きなので万が一、トイレ内で転倒した場合には救助できないため、改修したいとのことでした。扉を外側に開くことも検討したのですが、廊下巾が狭く、使いづらくなる為、引き戸にしたいとの御要望でした。トイレ内は、引き戸を引き込む場所がない為、廊下側に取付けることにしました。しかし、両脇には脱衣室の出入り口と物入れの扉があります。そこで、日常の開閉頻度が少ない物入れ側にアウトセット引き戸を引き込むように取付けました。
改修前1
改修前2(右側が物入れの扉)
改修後
【Bさんの場合】
Bさんは、歩行困難なため、キャスター付のイスに乗り、移動しているので1cmでも開口巾を広くしたいとの御要望で、開き戸から引き戸に改修しました。 梁が天井から下がっており、扉上部に取付けるレールを設置することができませんでした。そこで、扉の開口部を10cm程ふさぎ、そこにレールを取付けることで、梁を避けました。
改修前
扉の交換に合わせて、敷居を取り除いたり、開口巾を広げるなどの工事も行うとより快適になると思います。 御要望や周りの状況に合わせていろいろな御提案ができますので、是非御相談ください。
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