担当者の現場レポート
【はじめに】 今回は、小沼が担当します。
1階が店舗、2階が住居になっている店舗併用住宅にお住まいの方が、2階での生活が困難になり、商売を辞めてしまった1階店舗部分を改修して、寝起きできる居住空間にしたいというご依頼をいただくことがあります。 今回はその事例をふたつご紹介します。
【事例1】 元飲食店だった1階部分を、車椅子でも生活ができるよう、車椅子対応のフローリング材を使用して、段差のない空間を作りました。
施工前
施工後
また、車椅子で病院に通われるので、玄関にはスロープを設けました。
飲食店営業時にお客様用として使っていた和式トイレを洋式トイレに取替えたので、夜間でもトイレに行くのが楽になりました。
【事例2】 こちらは薬局だった部分を、間仕切壁を新設し玄関部分と居住部分に分けました。
施工後・玄関
ご本人が入院リハビリ中のため、退院時の身体状況が把握できておりませんでしたが、すべてを車椅子対応前提として考えるのではなく、残存能力を生かして、ご自分で歩かれる部分を残しながら、安全性を第一に考えた空間にしました。 例えば【事例1】と違い、始めから玄関にスロープは設置せず、ただ玄関土間を車椅子でも充分入れるスペースを取り、後からでも身体状況に合わせて対応ができるようにしました。
【最後に】 同じ「店舗から居住空間に変える工事」と言いましても、ご本人さまの身体状況に寄って、どこまで工事するべきか変わってきます。入院中であったり、ご本人さまとお話することが難しい場合はいつもそばについている方とよく相談し、計画を進めていくことが大事です。そこで更にいろんな方向から見て、ご提案させていただくことが私たち高住研の仕事ですので、まずはお気軽に相談してみてください。
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