高・住・研 ARCHITECT OFFICE 株式会社高齢者住環境研究所
会社案内
リフォームを考える
事故予防とリフォーム
失敗しないリフォーム
木造住宅耐震診断・耐震改修
PT・OT同行
現場レポート
ケアマネージャの皆様へ
消防法改正
高住研通信ダウンロード
営業所案内
お問い合わせ
トップページに戻る

担当者の現場レポート


第42回「介助をしやすくするための住宅改修」
(担当:内間千雪)


【はじめに】

今回は内間千雪が担当します。
築45年の木造住宅に新規で内階段を取付けたお家を紹介します。

 

改修後:階段昇口
改修後
改修後:階段真中
改修後
改修後:階段降口
改修後

【改修の経緯】

65歳の女性の方より「家の中に階段を作りたいのですが・・・」と相談を受けました。

70歳になる夫(初期のパーキンソン病)と息子と一緒に2階に住んでいて、1階には寝たきりになる90歳の母親が住んでいるとのことでした。母親の介護はほぼ全て相談いただいた方が行っていました。

お家は、2階建ての木造住宅でしたが、以前、2階部分はアパートとして貸していたため、1階から2階までの階段が屋内にはなく、玄関を出ての屋外の階段しかなかったのです。

そのため、母親の介護をする際は、2階の玄関を出て屋外階段を下り、1階の玄関の鍵を開けて1階へ入るという動作を一日に何回も行っていたそうです。

 

【改修案】

1階の玄関横に物置になっている部屋があり、そのスペースを利用して階段を設置することになりました。

下り口になる2階の部屋は、御夫婦のDKとして使用していましたが、階段ができれば、1階のDKを利用できるようになるので、2階のDKはつぶすことになりました。

 

【改修後】

夜中や早朝に母親の介護をしに降りるのが容易になったため、1階へ行く事が負担でなくなったとのことでした。

また、現在は2階の玄関を殆ど使用せず、御夫婦も息子も1階の玄関を利用しているそうです。

それによって、今までは母親は1階に寝たきりで周りに人の気配が感じられない暮しだったのが、娘家族が1階まで下りてくるようになり、家族の気配を感じられるようになったようです。

 

【最後に・・・】

高齢者の方が安心・安全に住み易い住宅改修を行うのは、もちろんの事ですが、今回は介助者の介助の負担を少しでも減らし、介助をし易い住宅改修を行ったケースでした。

現在、高齢者が高齢者を介護するというお家が多くなってきています。

どなたにとっても安心・安全に生活して行けるよう、様々なアドバイスを心がけておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。




Copyright(C)2007 KOUREISHA JUKANKYO KENKYUJO. All Rights Reserved.