担当者の現場レポート
【はじめに】
今回は内間千雪が担当します。 築45年の木造住宅に新規で内階段を取付けたお家を紹介します。
改修後:階段昇口
改修後:階段真中
改修後:階段降口
【改修の経緯】 65歳の女性の方より「家の中に階段を作りたいのですが・・・」と相談を受けました。 70歳になる夫(初期のパーキンソン病)と息子と一緒に2階に住んでいて、1階には寝たきりになる90歳の母親が住んでいるとのことでした。母親の介護はほぼ全て相談いただいた方が行っていました。 お家は、2階建ての木造住宅でしたが、以前、2階部分はアパートとして貸していたため、1階から2階までの階段が屋内にはなく、玄関を出ての屋外の階段しかなかったのです。 そのため、母親の介護をする際は、2階の玄関を出て屋外階段を下り、1階の玄関の鍵を開けて1階へ入るという動作を一日に何回も行っていたそうです。
【改修案】 1階の玄関横に物置になっている部屋があり、そのスペースを利用して階段を設置することになりました。 下り口になる2階の部屋は、御夫婦のDKとして使用していましたが、階段ができれば、1階のDKを利用できるようになるので、2階のDKはつぶすことになりました。
【改修後】 夜中や早朝に母親の介護をしに降りるのが容易になったため、1階へ行く事が負担でなくなったとのことでした。 また、現在は2階の玄関を殆ど使用せず、御夫婦も息子も1階の玄関を利用しているそうです。 それによって、今までは母親は1階に寝たきりで周りに人の気配が感じられない暮しだったのが、娘家族が1階まで下りてくるようになり、家族の気配を感じられるようになったようです。
【最後に・・・】 高齢者の方が安心・安全に住み易い住宅改修を行うのは、もちろんの事ですが、今回は介助者の介助の負担を少しでも減らし、介助をし易い住宅改修を行ったケースでした。 現在、高齢者が高齢者を介護するというお家が多くなってきています。 どなたにとっても安心・安全に生活して行けるよう、様々なアドバイスを心がけておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
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