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担当者の現場レポート


第46回「賃貸住宅の浴室改修」
(担当:稲垣)


今回の現場レポートは、稲垣が担当します。

古い賃貸住宅では、浴槽が洗い場の床に置かれていることが多いため、浴槽の高さが高く出入りがひと苦労という方が多くいます。

この場合のふろ釜は外壁にステンレス製の四角い給排気筒がでている、バランス型ふろ釜を使用しているケースが多いのですが、その際は『壁貫通型タイプ』の給湯器に交換すると浴室の壁や床はそのままに、浅く・広い浴槽に交換することができます。

 

またぎの高い浴槽とバランス釜

バランス釜外部

またぎの高い浴槽とバランス釜
バランス釜外部

 

【実例】
 
都営住宅にお住まいのAさんは、足の運動失調のため右足を引きずるように歩いていて、
筋力も低下していました。
しかし、昔から入浴が楽しみの一つなのですが、浴槽が高く、かつ浴室の入口に段差があるため、
奥様の介助なしでは、安全に浴槽への出入りはできませんでした。
奥様も高齢のため、十分な介助が出来ず、ご主人がバランスを崩すことなどがあれば、いっしょに転倒してしまう危険もありました。
手すりは付いているのですが、もっと安全に入浴できないだろうかと奥様から相談をいただきました。

<工事前>
  バランス釜を使用
  浴槽は、洗い場からの高さ680mm。浴槽の深さ600mm。浴槽の幅900mm。
  浴室の入口に120mmの段差がある。

工事前浴槽

工事前バランス釜

工事前浴槽
工事前バランス釜

浴室入口の立ち上がり

浴室入口の立ち上がり


<提案内容>
  バランス釜を『壁貫通型タイプ』の給湯器に交換することにより、
    幅1,100mmの浅型浴槽(浴槽のまたぎ高さ545mm。浴槽の深さ500mm。)を設置。
  浴室入口の立ち上がりをまたぎ越す時にも、足を引掛け危険なので、
    単純な段となるように、浴室内にすのこを敷く。 

こうすることにより、浴槽のまたぎ高さも低くなるため安全になります。

工事後の浴槽

工事後の給湯器

工事後の浴槽

後ろの壁の汚れ分だけ浴槽が低くなりました
工事前バランス釜
内部から見るとスッポリと壁の中に入ります
 ※注意※
状況によっては、出っ張る場合もあります

工事後の給湯器の外側

すのこ全形

工事後の給湯器の外側
すのこ全形

入口の立ち上がりを単純段差に

入口の立ち上がりを単純段差に

今回の改修後に奥様より、「主人ばかりではなく、私も入浴が楽になった。」また、「浴槽の出入りの度に呼ばれないので、家事がはかどるようになり、自分の時間が増えた。」とおっしゃっていただきました。
 

今回の工事は、自治体の助成制度を利用し、工事をいたしました。
お住まいの自治体により、助成工事内容、助成限度額が異なりますので、ご注意下さい。
わたくし共にお問い合わせいただきましたら、詳しくご案内いたします。

また、貸借条件によっては、退室時に元の状態に戻さなければならないことがございますので、
お気をつけ下さい。


* * * 工期・費用 * * *
【工事日数】 浴槽工事 1日
すのこ設置工事 半日(但し、事前採寸あり)
【工事金額】 浴槽及び給湯器交換工事 40万円(諸経費・消費税込)
すのこ設置工事     7.5万円(消費税込)




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